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「お任せします」では困ります
- 2011/11/18(金) 12:27:57
日曜だとてせっせとお仕事してます!
とは言っても、、、、
企業向け保全業務は客先工場の操業が停止してなきゃあ出来ない事が多いので
自ずと休日工事作業は宿命で、こういった商売態勢会社員時代から数えても30年してれば
あまり土日、休祝日の観点は薄くなる
ましてや、子供達もすべて独立した為そう言った感性感覚はほとんど無くなってきた
そんなこんなで、先日作ったタッププレートを持って、先ずは大お得意様一件目
コレと言って難しい作業では無いし
昨年もやってる修理なので段取りも作業もソツなく午前中で終了
そして午後からダブルヘッダーの2軒目
エアーブロワーの不具合調査と点検整備
何やらこの1台だけエアー量が少なく、回転が不安定とのこと
先ずは、バラす前に運転、、、、、
異音などは見られないので、給気口を開けローターを目視チェック
黒炭は有るが、思ったより少ない
しかしせっかくバラしたんで念入りに洗浄
キレイになりました
他に考えられる事はと言えば、圧力チェックして推測するんだが
肝心の圧力計がイカレてる
作業前に問診と言うか、イロイロ聞いて考察してるなか、最後には
「とにかく解らんから、お任せします」
なので、圧力計を更新させてくれと言えば、お金が、、、、
挙げ句は「圧力計は直ぐ壊れる、寿命は?」なんて質問、
「圧力計は精密機器なんで振動に弱く、寿命も一概には言えないし、、、ならば、延長チューブ式の高価な物を、、、」
と、言うと更に渋る。
ここでイツも思う。。
『お任せしますって言ったじゃん!!』
ま、よく有ることだけんね、聞き慣れとりますけど
問題提起して判断に困ると「わしゃ、よー解らん」が始まって
解決改善方法を言うと「性格だからソコまで出来ないかも、、」みたいな事を言う
あの~(´д`)、、、そうゆうのが一番困るんですけど。。。
取りあえず怪しいエアー漏れの安全弁を治す事に
弁体を持ち帰り、旋盤で再研削
けっこう磨り減ってるんで、削り過ぎて軽くなると踊るかもしれないからほどほどに
後日現場で、弁座面の研磨と光明丹で摺り合わせ
キッチリ組み立てて試運転チェック
圧力計が壊れてるんで、他の機械と同じ締め付け量にしてエアー漏れが無いか確認
不規則な不安定回転音も感じ取れないので、使っていただき様子見と言うことに
しょうが無いから圧力計を自分達用に購入して、修理時チェックとしようかな?
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